新築一戸建てを3000万円フルローンで買う
新築一戸建てを3000万円で買いましたっ!!
ていうのは私自身の話しではなく友人の話しです。
先日、学生時代からの友人から連絡があり、家を建てるとのこと。
詳しく聞くと、3000万円をフルローンで審査に出しているとのことでした。
私は新築へのこだわりはまったくなく、もっというと、持ち家願望すらありません。
それは現在の仕事に転勤が伴うことが少なからず影響しているかもしれません。
持ち家賃貸論争は幾度となく繰り返されて来ていますが、どちらが正解でもなく本人のライフスタイルや価値観に落ち着くという結論となると思います。
だから、私の価値観を彼に押し付けることはできないのでおめでとうとの言葉をかけました。
持ち家にすることのメリットやデメリットを十分把握したうえで購入に踏み切ればまったく問題ないと思うのです。
しかし、友人のフルローンという返済プランには少し疑問を抱きました。
ただ、友人家族が塾考して決めたことをとやかく言いたくありません。
そのため、ここで私の考えを書いているというわけです。
付き合わされてる読者の皆様すみません。
◼︎住宅ローンは 人生最大の負債
住宅ローンは負債です。
ただ、日本人は他の借金に関してはシビアに見ているが、こと住宅ローンに関しては甘くなりがちなように思えます。
その理由としてフラット35という住宅ローン独特の優遇制度があるためだと思います。
フラット35は最大、35年にわたって住宅ローンを平準化することで月々の返済額を抑えることができます。この制度のおかげで低所得者でも無理なく(?)住宅を取得することができるのです。
しかし、3000万円の借金をしていることに変わりはないのです。これ以上の買い物をすることはおそらくわれわれ一般庶民にはないでしょう。
◼︎長期的なリスク
3000万円の買い物といっても土地、建物は資産になるし賃貸で月々払ってても何も残らないっしょ。
と反論されるかもしれません。
住宅ローンを組み、家が建ち、引渡しがあってその家が自分のものになったような錯覚に陥りますが、登記簿を見てみましょう。
甲区については所有者はあなたになっているはずです。ただ、その下の乙区を見てみましょう…
そうです抵当権ですね。
住宅ローンを返済できなくなった時に抵当権を設定した不動産を競売にかけ実力でローンの回収をはかることができます。
あなたのものになるのは35年のローンを払い切ってからですよ。
35年間同じところに住んでるか。
35年間今の仕事をしているか。
35年間健康でいれるか。
少なくとも私は小心者なので上記のリスクが生じないことにかけることはできません。
だって、まだまだ世界が見えてない20代なんですよ。
沖縄移住とか、海外いくとか、
要は持ち家持つことでその土地に縛られたくないんですよね。
ま、最高に住み良い街が見つかれば中古住宅リノベして住むっていうのもありかな。