おすすめの投資本〜その3〜
明日から仕事ですね。1週間で1番憂鬱なのが日曜日の夕方なのです。ただ、そんな事くらいしか悩んでないのは全然幸せな証拠なんでしょう。オンオフ切り替えて明日から種銭稼ぎ頑張りましょう。
できれば、毎日記事を更新したいと思っているのですが平日は毎日残業で激務なため、まず不可能です。そのため休日くらいは毎日更新し、平日にも最低1記事更新するのを目標に頑張ってみます。
「本日はおすすめの投資本〜その3〜」です。
前回、前々回と私のおすすめの投資本を紹介してきたのですが、簡潔に感想をまとめることができず、まだ3冊しか紹介できていません。
◼︎紹介済みのおすすめの投資本◼︎
①臆病者のための株入門
②投資で1番大切な20の教え
③賢明なる投資家
いゃ〜、どれも素晴らしい名著ですね。笑
本日は続きの④を紹介します。
◼︎おすすめの投資本〜その3〜
④「千年投資の公理」パット・ドーシー著
これですっ!!千年投資の公理!!
今回私のおすすめの投資本として紹介させて頂くのは「千年投資の公理」です。
この本は比較的新しい米国株を例にあげ 説明しているため、すごく読みやすいです。2008年くらいだと思いますが、なんといっても本書で200程度の具体的な銘柄名が出てきます。
具体的な銘柄を事例に挙げ、筆者の見解を示してくれるため非常に理解がしやすい投資本となっております。
本書の内容は「経済的な堀」という言葉に尽きると思います。
また、その「経済的な堀」をもたらす要素として、下記の4つの要素をあげています。
①無形資産
②コスト的な優位性
③スイッチングコスト
例えば、①の無形資産なのですが、わかりやすい例でいうとブランド力です。具体的にはティファニーを想像してもらえればわかると思います。あの緑の箱に入れるだけで他社の数倍の価格で売ることができるのです。日本でいうディズニーとかですね。毎年のように値上げできています。
④の例はヤフオクですね。今でいうメルカリとかですね。利用者が増えれば増えるほどサービスの価値が上がっていくビジネスモデルですね。
なかでも個人的に上記2点の要素が経済的な堀を大きくすると思っているので例を出してみました。
この本は定性的な分析をしていく上で非常に参考になります。経済的な堀のある企業はやはりROEが高く出てきていますし、ROEが継続して高い企業は経済的な堀がある可能性が高いです。
ただ、本書内で経済的な堀があると記載されている企業であっても現在目も向けられないような惨憺たる業績になっている企業もあります。
やはり、定期的なチェックが必要ですね。