メガネ君の長期投資大作戦

このブログは株式投資をテーマとしております。

米国株投資への転換

 みなさんこんにちは。金曜日の夜が1週間で1番幸せなメガネ君です。本日は土曜日ですが、まったり読書をして過ごしています。

 

 

 今回、ここ最近ずっと考えていることを記事にしたいと思います。それはタイトルの通り「米国株投資への転換」です。

 

◼︎米国株の環境◼︎

 現在、私はポートフォリオの大部分を日本株個別銘柄で運用しています。この日本株についても自分なりに銘柄選択し購入しているのですが、やはり米国株の株主還元への姿勢や米国市場のすばらしい環境を考えると非常に魅力的に映ってしまうのです。

 米国株の連続増配年数と日本株の連続増配年数の期間に大きな差がある点がそれを物語っています。米国株では50年連続増配なんてゴロゴロいます。日本株はトップの花王で約25年程度…

 日本の株式市場においても流動性が高くなり、個人の投資家が増えたといえど、まだまだ米国市場に比べると未熟なレベルです。

 

◼︎バフェット、シーゲルへの傾倒◼︎

 上記の米国株の環境に加え、私が好きな投資本がほとんど米国株について書かれたものであるからです。

 バフェット本を読み、「日本株でのバフェット銘柄はこれだ」て感じで低PER、高ROE銘柄を買ったわ良いのですが、保有していて安心感がないんですよね。バフェット本を読めば読むほど米国株への投資欲が湧いてきてしまったという訳です。

 なんていうかこうバフェット銘柄って日本株で殆どないと思うんですよね。てなるともう米国株しかないんじゃないかと思った訳です笑

 

◼︎米国市場への投資◼︎

 現在、米国市場を対象とする投資信託を月4万ずつ積み立てています。当面はこの積み立てを継続するとともに今月から米国株ETFへの投資を開始しようと考えています。

 これは、現在の運用規模では個別銘柄への投資は手数料負けするということが最大の理由です。

 月々、少しずつ米国ETFを購入し、ある程度まとまった額になった際に米国株へ転換していこうと企んでいます。

 

 ちなみに購入予定のETF

VDC バンガード生活必需品

・VYM バンガード高配当株

この辺りを考えていますが、結局バフェットの言う通りS&P買って寝とくのが1番良かったりして…笑

 

 

 

 

おすすめの投資本〜その2〜

 GWもついに最終日ですね。私はすでにストレスでお腹が痛くなってきました笑。

 今回は先日、紹介した「おふすすめの投資本〜その1〜」の続きとして「おすすめの投資本〜その2〜」と題して、私の独断と偏見でおすすめの投資本を紹介したいと思います。

 ちなみに前回の記事では①「臆病者のための株入門」②「投資で一番大切な20の教え」を紹介しましたのでこの続き③から下記に紹介していきたいと思います。

 

③「賢明なる投資家」ベンジャミングレアム著f:id:na709709:20170507211126j:image

 本書については有名すぎて私がレビューするまでもないのですが、あのバフェットの師であるベンジャミングレアムの著書です。

 バリュー投資に興味を持ったらまず本書を読むべきといっても過言ではないほど徹底的な割安株投資に関する本です。むしろもうバリュー投資の古典といっても良いかもしれません笑

 内容としては株式投資の基本から銘柄選択法についてまで詳細に書かれているのでデイトレのような「投機」ではなく「投資」をしたいと考えている人におすすめです。銘柄選択法では具体的な数値をあげているので定量的な銘柄選択の一助にもなると思います。

 1970年代に書かれた本であるのにも関わらず本書の理論はある程度現在の市場においても通ずるものが多々あります。ただ、扱われている事例や数値データが古いのでその辺の時代背景等を理解しながら読めばさらなる理解につながると思います。執筆から約40年になった現在でも売れ続けている本書は一読すべきだと思います。バフェットが触れている安全域の概念も本書に出てきます。

 

 もう一冊紹介しようと思っていましたが、本書の紹介で本日の力を使い果たしたので次回にご期待ください。

 それでは明日からお仕事がんばりましょー。

日本国債はなぜ暴落しないのか

 GW中、やることがなくて読書ばかりしています笑。普通の小説をまったり読むのも好きなのですが、なかでも経済系の小説を読むのが好きです。

 

 今回、「日本国債」上、下を読了しました。

本作が舞台にするのは2000年代初頭の日本国債市場なのですが、現在にも通ずるところがあり、フィクションといえどリアリティがありました。

 この時代、シ団(シンジゲート団)引受方式という国債発行を安定的に消化するシステムがあったのですが、このシステムに疑問を呈する凄腕債券ディーラーが協力し日本国債の未達を引き起こすというなんともダイナミックな内容となっています笑

 

シ団引受方式→国と国債募集引受団(シンジケート団=シ団)との間で発行条件を決めて募集取扱いおよび残額引受契約を結んで国債の発行を行う

 

 ちなみに、シ団引受についてはその後、廃止されプライマリーディーラー制に移行しております。プライマリーディーラー制については昨年、三菱UFJがその資格を返上したことで話題になりましたね。

 

プライマリーディーラー制度(国債市場特別参加者制度)→この制度は、国債入札への積極的な参加など、国債管理政策上重要な責任を果たす一定の入札参加者に対し、財務省が「国債市場特別参加者」として特別な資格を付与することにより、国債の安定的な消化の促進、国債市場の流動性の維持・向上等を図ることを目的としています。

 

 上記の2つの制度は両者とも国債の安定的な消化を最大の目的としています。(シ団引受方式はすでに廃止されています。)

 特にプライマリーディーラー制については「特権を与えるから最低でも4%は応札しろよ。」という官製談合に近いシステムが現在でも続いているという状況です。

 日本国債は安全であるという神話はもはや過去の話です。資格返上した三菱UFJに続く流れが他の金融機関にも続くと日本国債の安定消化にも悪影響が出始めるかもしれません。

 

現在のポートフォリオ

 みなさんこんにちは。本日は良い天気で行楽日和ですね。

 こんな天気に家に引きこもっているのはもったいない気がしますが、特段予定もないので引きこもっています笑

 

 さて、本日は私のポートフォリオの概況について書いてみたいと思います。さっそく以下に保有銘柄を書き出していきます。個別銘柄についてはウエイト順で書いていきます。

 

◼︎個別銘柄◼︎

イー・ギャランティ(8771)

②ウエルネット(2428)

セブン銀行(8410)

④マークラインズ(3901)

⑤日本モーゲージサービス(7192)

BS11(9414)

◼︎投資信託◼︎

・大和iFree NYダウ・インデックス

・三井住友TAM SMT 米国株配当貴族インデックス・オープン

 

 個別銘柄6銘柄なのですが、金融に偏ってる節がありますね。

 保有首位のイーギャラや保有4位のマークラインズに関しては私好みのストック型ビジネスで売上、利益ともにしっかりと右肩上がりなので特に心配していません。ただ、両社ともperから特段割安感はありません。利益成長に伴う株価の上昇かperの低下を期待したいです。

 また、セブン銀行も投資初期から売ったり買ったりしている銘柄ですが、非常に安定感があります。この銘柄もストック型ビジネスですね。日本のATM事業は頭打ち感がありますので海外ATM事業を伸ばすことができればもう一段の成長が期待できそうです。

 ただ、保有2位のウエルネットが昨日、決算発表後急落しています。ウエルネットは昨年のちょうど今頃、投資に伴う減益決算予想を出し、半値に売られたところを買いにいった銘柄です。来期以降に、投資の効果が見えてくれば良いのですが・・・

 

 投資信託は2つのファンドを積み立て買い付けしています。両ファンドともに米国株への投資を行なっているファンドです。

 現在、運用の中心は日本株個別銘柄ですが、将来的には米国株中心での運用へと移行していきたいと思っています。とりあえず、今月は米国ETFを買い付ける予定です。 ただ、現在運用資産総額が少額なため、米国株個別銘柄への投資はまだ先になりそうです。

4月末成績

年初来 +7.1%(ディーツ法)

 

 

 

「君の膵臓をたべたい」〜コーヒーブレイク〜

 GW満喫中のみなさま、GWに働いてくださってるみなさまこんにちは。

 

 本日は投資から離れ、読みたてほやほやの文庫本について話してみたいと思います。

 

 表題のとおり、住野よるさんの「君の膵臓をたべたい」を先ほど読了しました。昨日、書店に寄った際、気になって購入しました。普段は書店で文庫本を購入することは珍しく、もっぱら中古本を買っているのですが、ハードカバーの頃から気になっていて早く読みたくて即買いしちゃいました。嘘ですすみません、せこいので買うか少し悩みました。

 

 最近、あまり小説を読めていなかったので連休を利用してまったり読んでやろうと思っていました。(過去形)

 

 ネタバレになってしまうので未読の方は以下を読まないでください。

 

 人と関わることが苦手な(というか関わろうとしない)「僕」はひょんなことからクラスメイトが余命わずかな大病を患っていることを知ってしまう。そのクラスメイトというのが今回のヒロイン「桜良」なのですが、この桜良の性格が主人公の「僕」と本当に正反対なんです。めっちゃ社交的で友達がたくさんいるタイプなんです。学生時代、クラスに1人はいましたよね笑

 

 「桜良」は自分の病について、家族以外には一切打ち明けてないのですが、「僕」にはあっさり打ち明けるんですよね。今までまったく絡みがなかったのに。なぜって「日常を壊したくない」。ただ、そうはいっても「自分の本来の姿をさらけ出したいっ」て気持ちもあるやないですか。そこで「僕」ですよ。「僕」は人にあまり関心がない。要はドライなんですよね。なので、桜良の病気を知ったからといって大騒ぎするわけでもなく、過度に同情するわけでもなく、それが桜良には心地よかったのかも知れません。僕は余命を宣告されたことがないのですがこの気持ちわかる気がします。

 

 「普通に皆はさ、生きるとか死ぬとかにあんまり興味ないでしょ」って桜良の言葉が文中にあるのですが、これにまさにはっとさせられて、余命宣告されたから日々を特別に大事に生きるとかはすごいナンセンスで、健康な人々も明日事故で死んでしまうかもしれない。要は日々の重要性に変わりはないよって筆者は伝えたいんですよね。

 また、この辺がラストの伏線になってくるのですが・・・

 

 この正反対の2人が惹かれあっていくという青春ストーリーなのですが、ハッピーエンドではないんですよね。ただ、なぜか読後感はスッキリしているんです。

 興味のある方は連休中にどうですか?

 

 いや~、でも小説は良いですよね、絵とか映像がないので読み手によって解釈の違いが生じてくる。住野よるさんの作品は初でしたが、また読んでみたいと思いました。

 投資本も良いですが、たまにはまったり小説も良いですよ。

 

 

 

おすすめの投資本〜その1〜

 GWが始まりましたね。

 明日から連休という方、先週の土曜から連休だよというホワイト企業にお勤めの方、連休なんてねーよという方、さまざまですよね。当方は本日休暇を頂き、まったり帰省をしている最中です。(本日働いてる方すみませんm(_ _)m)

 

 私は読書が好きで図書館によく通うのですが、小説だけでなく経済系の書籍や雑誌を読みます。もちろん投資関連の書籍も読むのですが、わざわざお金を出して買いたいと思うような書籍は稀です。

 なんかこう投資本ってうさんくさいんですよね。「株式投資で誰でも儲かりますよ。」とか「10万円が1000万円に」とか。そんなおいしい話あるかよって冷めた目で見ています。

 ただ、投資本の中でも自分が影響を受けた本が何冊かあります。今回の記事では「私が影響を受けた投資本」について紹介してみたいと思います。以下、番号をふっていきますが、特にオススメ順とかではないので悪しからず。

 また、当たり前ですが、下記で紹介する投資本の著者とは資本、人的関係はまったくありませんので安心してください。

 

①「臆病者のための株入門」橘玲

 初めて証券口座を開く前に読んだ投資本です。正確にいうとテクニカル分析のチャート本が最初だったような気がしますがタイトルすら忘れました笑

 内容は「ウォール街のランダムウォーカー」をめっちゃ簡略化し、インデックス投資の有用性を謳ったものです。当時、「インデックスファンド」という言葉すら知らなかった私が理解できたのですから本書が初心者向けなのはいうまでもありません。投資経験がある方、「ウォール街のランダムウォーカー」や「敗者のゲーム」などをすでに読了し、それを理解できている方にとっては物足りなさを感じることになると思いますが、これから投資を始める方、「ウォール街のランダムウォーカー」等を読んでいて小難しくなるという方はぜひ本書を一読して頂ければ幸いです。

 

②「投資で一番大切な20の教え」ハワードマークス著

 この本は投資ノウハウ云々を書いている多くの他の投資本と違い、投資の哲学書のようなものです。そのため、per云々、roe云々といった具体的な知識に関する内容ではなく、もっと広く、抽象的な投資への考え方、向き合い方を教えてくれる本です。説明下手ですみません。とりあえず、読んでみてください。具体的に「こんな銘柄を買えば儲かるよー」って内容ではないので一読目はなんか消化不良になってしまうのですが、株式市場を含む金融市場に対するマクロ的な目線を持つことの大切さがわかった気がします。著者のハワードマークスさんは特にリスク管理についてを重要視しているようで、株式市場暴落時にこの本を読むと冷静な判断が出来るようになりました。

 

 今回は上記の2冊を紹介しましたが、まだ何冊かおすすめがあります。おすすめの投資本〜その2〜で紹介しますのでよろしくお願いします。

 

 

節約と固定費の削減

 投資は余裕資金でやるものとはよくいったもので、生活費にまわさなければならないようなお金で投資をすると冷静な判断ができなくなります。

 余裕資金をいかに増やすかが我々のような個人投資家の宿命です。この余裕資金を作るため、私は節約という名の家計見直しに励んでおります。

 

節約…

 節約という文字を見るとすごくネガティヴでしんどいイメージを思い浮かべる方が多いと思いますが、私の節約は緩い節約です。食費を削るために毎日自炊をするとか、交際費を削るために飲み会を断るとか、そんなシビアな節約は一切していません。

 

それではどのような節約か?

固定費の削減です。

これまで固定費の見直しとして

①保険の見直し

②通信費の見直し

③住居の見直しを敢行してきました。

具体的には

①保険を道府県民共済へ転換

 就職してすぐ職場に大手生保のお姉さんが来て、特に考えるまでもなく月掛け金6000円程度の保険を契約してしまいました。

 しかし、24歳独身の身には最低限の補償があれば問題ないと思います。

 県民共済は月々2000円の掛け金で入院補償に1000万円の死亡補償が付いてきます。もしも自分の身に何かあった時、育ててくれた親に少しのお金を残せればいいのかなと考えました。ぶっちゃけ若いうちは無保険でもまったく問題ないと思っていますが、親を安心させるために少額掛け金の共済に転換しておきました。

 道府県民共済については機会があれば別記事にしたいと思います。

 節約額6000円−2000円=4000円

 

②大手キャリアから格安スマホへの転換

 今年度から社会人3年目に突入しているのですが、大学卒業間際(2年前)に学割やMNPを使って安く契約した大手キャリアの2年縛りが解け、この4月に格安スマホに転換しました。

 この2年間月額4000円強で大手キャリアの回線を利用できていたのですが、もろもろの月々割が5月からなくなり、おそらく6000円〜7000円に値上げされるうえ、解約月ということもあり、思い切って格安スマホMNPをしました。

 乗り換え先の格安スマホはマイネオなのですが、auiphoneをそのまま使え、5Gプランでも約2000円程度と料金面で非常に魅力的に映ったのも理由の一つです。

 マイネオについては後日別記事でレビューしたいと思います。

 節約額6000円−2000円=4000円

 

③住居の見直し

 2年前就職し、この2年間民間のアパートに入っていたのですがこの4月より会社の寮に入ることにしました。

 2年前は住むところにこだわりがあり、築年数の古い寮に住むという選択肢は考えられなかったのですが、今投資すべきは築浅の民間アパートに住むことではないなという考えに至りました。

 民間アパートといえど会社からの補助があったので持ち出し20000円くらいで住めていたのですが、寮に入ることで8000円まで抑えることができました。

 節約額20000円−8000円=12000円

 

①〜③でざっと月々20000円を節約できたことになったのです。年間で240000円、毎日の食費100円、200円を気にするより、固定費の見直しは一度の見直しで半永久的に続くのです。